ハンドメイドというと「1点限りの売り切り」に価値があると思っている方も少なくありません。
確かにそれも価値の1つとしてありますが、同じデザインで販売し続けたって良いのです。
同じデザインで売り続けるメリット
欲しい人は複数いるかもしれない
そのデザインを欲しいと思う人が複数いるのに、1点しか用意しないのは勿体無いですよね。
10人いたら10倍の売り上げになるんですから。
ハンドメイド品のネット販売は24時間265日販売し続けられる所がメリットです。
そして1点限りという売り方はショップ更新の手間が増えるためあまりオススメは出来ません。
同じデザインで売り続ける場合は「1点限り」や「数量限定」など誤解を招く言葉は使わないようにしましょう。
在庫を持たなくても販売できる
ネットである以上、どう頑張っても実物を手に取ることは出来ません。
結果お客さんは写真でしか判断できないので、写真があれば在庫を持たない売り方も可能。
要するに受注生産ですね。
この場合「受注生産のため注文から発送まで◯週間かかります」などと注釈を入れないとトラブルの原因になりますが、在庫を持たなくてよいのは嬉しい限り。
商品カタログを作る要領で商品をネットに上げていけば良いため、ある程度数が出来てくると達成感も感じられます。
複雑な工程などはレシピとしてノートにまとめて、なるべく個体差が生まれないように注意したいですね。
1点限りなど数量限定にする場合
ある程度ファンが増えてからでOK
数量限定はプレミアを付けるための手段として残しておきましょう。
また、早い段階で数量限定にしてしまうと深刻な商品不足に陥ります。
「本当はまた売りたいんだけど、1個限りにしたからもう出せない・・・」と自分で自分の首を締めるハメに。
ある程度商品ボリュームとファンが出来てからでも問題ありません。
長く戦える数量限定ならまだ良し
例えばハンドメイドの何処かにロット番号を記載するなどですね。
「500個しか流通しません、それぞれの作品には番号が割り振られています」
というような縛りならまず商品不足で苦しむことはないですし、普通に売り続けるよりもいくらか希少性を感じられます。
しいて言うなら番号管理を徹底しないといけないこと位でしょうか。
ちなみに「限定感出してる割に全然売れてないやん」というのは絶妙に虚しいのでよく考えてから打ちましょう。